令和3年産の魚沼産コシヒカリ栽培準備始まりました!
ここ数日、雪の方も落ち着いて、日中の気温が上がっている魚沼です。
魚沼産コシヒカリの種である、籾の浸種用の水槽を運んできました。
浸種というのは、なに?という方もいらっしゃると思いますので、ご説明いたしますね。
魚沼産コシヒカリのコメ作り八十八手 浸種
浸種とは、種籾を13度くらいの水につけ、8日程度おくことです。
なぜ、水につけるのか、というと、籾が十分な水分を吸って、芽を出す準備をさせるためです。
なぜ、種籾が十分な水分を吸うと、芽を出す準備をするのかは、トラクターなどでおなじみのクボタのWEBサイトに「お米ができるまで」というとても詳しい説明があり、そちらから抜粋させていただくと、
籾は水分が13%以上になると、呼吸が盛んになり、細胞の分裂や伸長が始まります。また、水分を吸収することで、胚乳(はいにゅう)の中のデンプンが分解されてブドウ糖となり、新しい細胞を作ったり、呼吸をしたりするエネルギー源となって発芽が促進されます。
呼吸が盛んになって、細胞分裂が始まるのですね。水分が十分になることで、生命エネルギーが動き出す、といった感じですね。
納得です。
そして、私たち魚沼農耕舎は、令和3年産から、自分たちで浸種にチャレンジすることになりました。
浸種は、水温が非常に重要になりますので、この、最低温度と現在の温度と最高温度がわかる優れものの温度計をつかいます。
浸種のあとは、催芽と続きます。
催芽については、またの機会にいたしますね。
いろんな作業を経て、家族が笑顔になるごはんが出来上がります!