お米は何でも新米が美味しいと思っていませんか?
魚沼でも新米の季節が始まりました。
新米って、尖がった美味しさがありますよね!ツヤも半端ないですし、炊いた時の濃厚な香りも、噛み応えがある食感も、そう考えているうちに、早く食べたくなりますね。
でも、新米をそのまま使うより、古いほうが美味しいお米があるのを皆さんご存じですか?
それが、このリゾット米です。私たちが作っているリゾット米は、「和みリゾット」(なごみりぞっと)という品種で、和製リゾット専用品種です。
リゾット米といえば、イタリア原産の大粒品種「CARNAROLI」(カルナローリ)という品種が有名ですが、「和みリゾット」はこのカルナローリと「北陸204号」と組み合わせてできた品種です。
私たち魚沼農耕舎は、この和製リゾット米の和みリゾット栽培に取り組み、今年で、5年目となりました。
そこで、私たちのリゾット米に対するこだわりについてご紹介いたします。
こだわりその1
大粒からさらに大粒の粒ぞろいへ
和みリゾットは稲穂を見て頂ければわかるように、カルナローリを親に持つだけあって、かなり大粒です。そして、米粒がふっくらしています。
私たち魚沼農耕舎は2.1mmのふるいをかけて、大粒をさらに大粒の粒ぞろいにしています。
それは、なぜか?と申しますと、リゾットを作る過程で、火の通りを均一にし、食感を粒ぞろいにするためです。
こだわりその2
新米で販売しない
私たちは、和みリゾットを新米では、販売致しません。それはなぜか。
新米では無いほうがリゾット米として、美味しいからです。もちろん、一般的なお米と同様に炊飯する場合、新米の方が美味しいです。(農耕舎検証済み)
ただ、リゾット米として調理する場合、余計な水分が飛んだ方が美味しいリゾットになるのです。
こだわりその3
雪室貯蔵したものを販売する
イタリアのカルナローリは、7年ものが最高級だといわれています。私たちもそれに近づきたいと考え、精米したものをパッケージにいれ、真空包装したものを雪だけの冷蔵庫、雪室(ゆきむろ)に入れ貯蔵しています。この雪むろは雪の力だけで約2度の温度を一定に保ち、電気の冷蔵庫のような振動は一切ありません。雪室にいれることで、甘みや旨みが増すということは、よく言われていることですよね。
このような、私たちのこだわりを認知して下さるシェフが増え、この頃では、今販売されているのは何年産のリゾット米ですか?というお問い合わせをいただくようにもなりました。
2021年現在販売中のリゾット米は平成30年ものです。順調に販売が伸びており、5年前のリゾット米は完売してしまいました。
業務用の特大5kgパックもご用意があります。こちらは別途お問い合わせください。お問合せはこちらから