魚沼産コシヒカリの選び方、これだけはこだわりたい3つの条件
「魚沼産コシヒカリって通販で色々あるけどどれをえらべばいいの?」
本物の魚沼産コシヒカリを食べたいけれど、沢山ありすぎてどれを買っていいかわからない。高いので失敗はしたくないという方、買ったことはあるけどそれほどの旨さではなかったと言う方に、本物の魚沼産コシヒカリの選び方、これだけはこだわりたい3つの条件をお伝えいたします。
私たち魚沼農耕舎は、新潟県魚沼市にある最大級の農場です。山あいにある小さな田んぼ約千枚で魚沼産コシヒカリやソバを作っている農家です。もともと、平成7年から担い手のいない田んぼを耕作するために作られた農業公社が前身で、現在は一般財団法人魚沼農耕舎として、本物の魚沼産コシヒカリをお届けするために、活動している団体です。
お米屋さんはもちろんのこと、デパート、スーパー、ネットショップにも必ずおいてあり、かなりの面積を占めている魚沼産コシヒカリをどのように選んだらよいか、失敗したくないあなたにどんなところに気を付けて選べばよいのか、お伝えしたいと思います。
この記事を読めば、自信を持って魚沼産コシヒカリを選べるようになります!
魚沼産コシヒカリを選ぶとき、こだわっていただきたい3つの条件はこちらです!
その1 誰がどこで作っているかわかる
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1.魚沼産コシヒカリは希少、誰がどこで作っているか、わかることが重要です。
魚沼産コシヒカリの生産量は全国的に見ると約1%程度しかありません。また、飯米(はんまい)といって自己消費されるものと、縁故米(えんこまい)といって親戚などに回されて消費されているのが約半分あるため、実際に流通されている量は非常に希少であることといわれています。しかし、あちこちのスーパーやデパート、ネット通販でも魚沼産コシヒカリはよく目につきますよね。
平成29年度、新潟県が行ったお米のDNA調査では、インターネットを含む約60点の新潟県産コシヒカリを調査したところ、新潟県内だけで栽培されていると証明できるものは60%と言う結果が出ています。
このような状況をみると、本物にはなかなか出会えないかもしれませんね。
ですので、魚沼産コシヒカリを作った人から直接買うのが、一番いいのですが、とはいえ、なかなか出会えないかもしれませんね。最低でも、どんな農家さんが作ったものか明確にされている所からの購入をおすすめします。
また、山間部で作られる魚沼産コシヒカリの方が、寒暖差が大きく、ミネラル分が多い水で育ちますので、旨味が増します。
2.精米しているところが明確かが第二条件
お米は生鮮品です。特に白米は、精米日から1ヶ月以内に食べ切った方が美味しくいただけるので、受注後、お届け直前に精米してくれるところかどうか、また、一年を通して、原料となる玄米が温度管理がされている場所で保管されているかが重要です。
そして、白米や玄米を購入されるとき、ぜひ裏面の表示を見ていただきたいのですが、「単一原料米」となっているかどうかもポイントです。
もし、「複数原料米」であれば、ブレンドされたお米ということになります。ただ、悪質な業者もいて、特に魚沼産コシヒカリの産地偽装は後を経ちませんので、信頼できる販売者から買うのがお勧めです。
3.第三条件、生産者が販売している
希少な正真正銘の魚沼産コシヒカリを購入したい場合、生産者から買うのが一番です。
何故なら、特に美味しいお米を生産者は出荷せず、手元に置いて自分たちが食べたり、親戚などに配ったり、前から買ってくれているお客さんのために販売したりしているからです。自分から直接販売する相手には、自分が作った一番美味しい、旨い魚沼産コシヒカリを渡したいものなのです。
そして、全国的にみた魚沼産コシヒカリの流通量の多さ、新潟県の調査などで首都圏のコシヒカリの調査などを見るにつけ、小売りされている魚沼産コシヒカリが100%本物です。とは言えない状況があるからです。
結論
希少な本物の魚沼産コシヒカリを購入するには
・作り手がどこでコシヒカリを作っているか明確
・玄米を適切な温度管理のもと保管し、受注後精米発送してくれる
・生産者が販売しているお米
この記事を読んでくださった1人でも多くの方が、本物の、正真正銘の魚沼産コシヒカリに出会えることを願っています。
・作り手は一般財団魚沼農耕舎、田んぼは全て魚沼市北部の山間地にあります。
・原料玄米は、食味値80点以上のものを使用、暖かくなる前に雪室に入れ保管しています。精米は発送に合わせて行い、準備が整い次第発送しています。精米時に、小さいお米や着色しているお米は、選別機で取り除き、よいお米だけ袋詰めにしてお届けしています。
・私たちが魚沼で作ったお米を適切に保管し、受注後、私たちが精米して、直接販売しています。
・精米したてを食べていただきたいので、ご注文を頂いてから発送に合わせて精米しています。
希少な魚沼産コシヒカリを一人でも多くの方に食べていただきたいと思い、日々、田んぼに向かっています!